NORINORIの自分スタイルな日々

どんな時も今の自分を大切に愛する。感じたことや自分なりに気付いたことを書いています。

心のクリーニング〜⭐️終止符

8月18日、満月の日のこと。

 

朝方またもや悪夢をみることになりました。

 

今度は悪魔とかそんな怖い存在ではなく、

 

私の心の奥に閉まったままになっている過去の思いが原因のことでした。

 

それは15年も前のこと。

 

まずは一冊の本を読んだことから、気付いたことでした。

 

今年5月にインドの聖者サイ・マーに会えると言う機会があり、福岡まで行きました。

そこには宗教家やスピリチュアルな世界で活躍されてる方々、外国の方、年代も様々な人がたくさん集まっていました。

 

私は自分の宗教を持ってないのですが、以前からサイ・マーに関わって活動している友人がいてサイ・マーのこと、サイ・マーの教えに触れる機会があり、とても興味がありました。

 

そのサイ・マーのダルシャン(無料で誰でも参加できる)で、説明できないほどの感動を受け、自然に涙が流れ体全部に温かいエネルギーが入っていくのを感じました。

 

その時にサイ・マーの著書「天恵の花びら」を購入しました。

 

日々の中、心落ち着く時、気が向いた時に開けたページを読むようにしています。

 

ある日、「恋愛の真実」と言う章を開いたので読んでみると、自分に語りかけられてる様に感じました。言葉ひとつが心に引っかかる感覚です。その日以降、この本の別のページを読む事が出来なくなりました。

 

内容は、ここでは詳しく説明できないのですが、過去の恋愛してきた流れを振り返ることが出来ました。

 

そして、現在15年間本当に異性を好きになる事なく、また興味も湧かなくなった自分の原因を知る事になりました。

 

気付くと私の周りの女性は、男性に興味ない人、ずっと独身の人。またご主人がいても異性とはみれない人など。恋愛から離れている方がたくさんいます。それが私の中では居心地よく、次から次へと恋愛できる人の心理が逆に理解できませんでした。

 

実は、ほとんどの方が恋愛を始める時に、寂しかったり、自分一人でいるのが怖かったり、落ち込んでいたり、退屈だったり、肉体的な必要があって恋愛関係を選ぶなどでスタートします。そんな関係が調和的な関係になり得ないのですが、そうでなくても今度は過去の恋愛関係で得た恐怖心が「彼に(彼女に)新しい相手を見つけて自分達の関係が終わりやしないか、前のようにひどい目にあいたくない」と過去の思いを今の瞬間に持ち込んでしまいます。

 

私の場合は、「前のようにひどい目にあいたくない」と言う気持ちをいつも持っている事に気付きました。

ひどい目と言うのは、一人息子の父親との関係です。彼との別れを決めた後に妊娠している事がわかり一旦関係を修復することになりましたが、やはり続かず一人で産んで育てることを決断しました。現実には一人で産んで育てる事なんて不可能でした。たくさんの方に支えられながらなんとかやってこれました。

今もそうです。

妊娠中、彼との生活は笑顔のない苦しい毎日でした。限界がきて私だけ実家に帰りました。

出産しても病院に子供の顔も見に来てくれませんでした。そして退院して実家に会いにきて「もう一度やり直そう」と言われたのですが、私には不安な生活の中でやっていく自信はなく「それは無理です。できません。」と伝えました。それから彼とはそれっきりです。

二度と私の前に現れることはありませんでした。

私は、私の人生の中でこの事が一番の「ひどい目」になったのです。

 

それから間をおいて何人かの男性とご縁がありましたが、必ず男性の方から去っていきました。この人は私から離れていくと言う恐れがいつもありました。

そして、短い時期に何も言われず消え去っていくのです。付き合ったと言う感覚すらなく。

 

そして、この本の言葉でやっと気付くことが出来ました。私の恐れがいつも現実に恐れた通りになったことを。

 

いつか子供の父親に、「無理」と伝えた言葉の先に不安に思った原因や私を本当に愛しているとは感じなかったことを伝えていれば私自身が納得できたのかもしれない。子供の父親としても何かを期待していた自分がいました。

 

かと言って、自分から会いに行くことは想像出来なく、いつかたまたま会った時には、自分からその事を伝えようと思っていました。

そうする事で、ひどい目にあったことを吐き出したいと思ったのは8月2日のことでした。

 

すっかりそんなことは忘れて過ごしていたのですが、

 

8月18日の朝方の夢で

彼と会うことが出来ました。

いつもリアルな夢なので、夢の中では現実の意識と重なり、せっかく会えたのだから今、私が伝えたかったことを言わなくちゃ!と「話があるの…」と言い出すと夢の中の彼は、無表情で「悪いが、この町から出て行ってくれないか?ここにはこないでくれ」と。

一瞬、時間が止まる程私は固まり、何も言えませんでした。

なぜなら、とても私を嫌っていることが刺さる程感じたからです。彼は私と関わることで私の知らない「ひどい目にあった」ことがあり苦しい日々があったと感じました。

それに、もともと愛し合える調和がとれる関係ではないと二人ともわかっていたこと。

それでも、父親になった自責で「やり直したい」と思ったのでしょう。

 

そう、始まり自体が間違っていたことに気付きました。そして、愛されてないどころか、実は嫌われていたこと(最初から貴女の家系の家族とは合わない=私も同等)と言うこと。

 

妊娠していなければ、ただの人で何事もなく終わっていただろうと。

私も本当に彼を愛してはいなかったのです。

嫌われても当然です。

でも、私にとって一生のかけがえのない子供を産むことができました。

 

そして、彼にとってもこの世に自分の息子がいる事は、何もしなく会う事はなくても存在自体が真実なのです。

 

私の間違った恋愛事情は、ここでやっと終止符を打つことができました。

 

いずれ第二の人生をスタートしたいと思っています。怖れることなく、自分を愛して認め、もしパートナーがみつかるのであればその人の生き方を尊重する関係でいたいと思います。

 

自分の中の恐れや期待がなくなったなら、誰かを見つける事ができるかもしれないですね(^ ^)