聴く力をつけて成長する
今、海外では(例えばニューヨークの街角とかで)「free Listening!」のプラカードを持って立っているボランティアをたくさんの人が活用しているそうだ。
人には話しをしたい欲求の方が聴きたい欲求より多くあるのだろう。
長年、福祉やサービス業に就いているのでコミュニケーション能力として「傾聴」「聞き方」などの講座を受けたり勉強会をやっていた。
ただ耳で聞く音は、起きてる時間無意識に聞き流している。自分の心にインプットしながら聴く音や言葉は、自分自身の許容範囲があると思う。
日頃誰かと話していて、共感する時は自分が経験した感覚の記憶と繋がり安定する。
他人と自分の経験や感じた事は似ているかもしれないが完全に同じではないが同調する。
「傾聴」を目的にするなら主体は話し手なので話す事によって話し手が自分で処理し解決すること。
日頃は、自分が聞きたいことだけを聞いている。聞きたくないことは、聞いているふりをしながらも聴いていない。
今日もある人達と話していてたくさんの事を知った。でもやった事もない事が多く実感のない話し。通常、人の話しは10%ぐらいしか理解して聴いていないそうだ。理解できない話は、聞き流しになりやすい。
だから自分が理解できないことは、訊いてみることが大事。
自分にとって必要とすることなら、記憶し思考も変わる。そして行動も変わってくるはず。
そうやって自分を作っていく。
バージョンアップした自分になるために。